バイリンガルと就職

バイリンガルは就職に有利でしょうか?答えは「YES」です。

 

この話をすると、必ずと言っていいほど「いや、英語なんて必要ない。仕事ができることの方が重要だ」という反論が出てきます。実際、多くの企業人事は以下の順位で人材を求めています。

 

1位:英語ができて仕事もできる
2位:英語はできないが、仕事はできる
3位:英語も仕事もできない
4位:英語はできるが、仕事はできない

 

3位と4位の結果を意外と思われた方もいるかも知れません。実は、企業人事側としては英語ができる人間はプライドが高いと思っているようです。したがって「英語はできるが、仕事ができない」人間は、組織としては「プライドだけが高く、仕事のできない、扱い難い人材」という烙印を押されてしまいます。こういったことを根拠に、英語反対派は議論を展開してくるわけです。
この反論は一見正しく思えます。しかし、よく考えるとおかしな点がいくつかあります。

 

ひとつ目は、英語ができることと、仕事ができることは関係がないということです。 仕事ができることの方が重要だという意見には同意です。ですが、英語もまた重要なのです。どちらも伸ばしていけばいい話で、英語を否定する根拠にはなりません。

 

ふたつ目は、英語ができなければ、どんなに有能な人材であろうと決して1位になれないということです。 グローバル化を謳うこの時代、出世を目指す人間であれば、英語を操る能力が必ず必要になってきます。したがって、英語はできなくてもいいとは言えなくなるのです。

 

みっつ目は、この話が、今現在の状況しか見ていないという点です。 日本の少子化は進んでおり、去年2016年は出生数が過去最少となり、初めて100万人を割ってしまいました。また、専門家の見解によれば、2050年までに日本のGDPは現在の4位から8位にまで順位を下げると予想しています。こういった時代に、日本が更なる発展を目指すには、国外のマーケットに目を向けていく必要があります。事実、多くの企業がそういった危機感を強めています。そんなグローバル化時代において必要な武器は、やはり英語力です。

 

冒頭で、英語は就職に有利だと言いました。ですが、「英語は就職に不利にならない」と言った方が正確かもしれません。現在はまだ、英語ができる人間が称賛される時代ですが、基本技能として英語が求められる時代がもうそこまで来ています。英語が話せることが「当然」となれば、英語ができることで「プライドが高くなる」ということもあり得えなくなります。そうなれば、真っ先に不利になってしまうのは「英語も仕事もできない人間」となるでしょう。

 

さらには、英語を通じて日本以外の文化を知り、ビジネスでもプライベートでも視野を広げられるといいですね。